後回しにしがちな転送届け。
有効に機能するまで1週間ほどかかるようですので、手続きはお早めに。
引っ越しで重要なものの1つに、郵便物の転送届けがあります。
最寄りの郵便局で転居届を出すと、1年間、旧住所宛ての郵便物を新住所に無料で転送してくれる、というもの。今ではインターネット上でも手続きができるんですね。
私の場合はタイ王国への海外移住ですが、都合上、暫くは日本国内に住所を残す予定のため、元の住まいのマンション売却から海外(タイ)へ行くにあたっては、以下のように日本国内の住所は2回移動となります。
- 元々の住まいのマンション売却後
タイへ行くまでの間、仮住まい(日本国内)に一度引っ越し
- 仮住まいから別住所へ移動
その仮住まいから、実家のある住所(日本国内)へ住所移動。(私自身は海外へ)
1つ目の仮住まいへの転送届けは一度行ない、特に問題ありませんでしたが、転送される有効期間は1年。 海外へ行くための2回目の国内住所変更では、まだ1回目の有効期間である1年が経過してないため、転送届けはどうしたら良いでしょうか?
転送届けは2つ
一応、ネットであれこれ検索したものの、やはり郵便局で正しく聞こう、ということで近所の郵便局で聞いてみると、...
元々の住所 |
: 住所A (この住所でマンション売却) |
仮住まい |
: 住所B (今ここに住んでいるとして) |
実家の住所 |
: 住所C (ひとまずこちらに移して、海外へ) |
とした場合、住所A → 住所B→ 住所C と住所移動となりますが、
No. |
元の住所 |
引越し先の住所 |
01 |
住所A |
→ 住所B (届出済。これはこのまま) |
02 |
住所A |
→ 住所C (新たに転送届けを出す) |
03 |
住所B |
→ 住所C (新たに転送届けを出す) |
といった感じで、1つ目(住所A→住所B)に手続きした転送届けはそのままおいといて、
- 元々の住まい(住所A)から実家の住所(住所C)への転送、
- 仮住まい(住所B)から実家の住所(住所C)への転送
の2つの転送届けを出せばよいとの事でした。
このようにしておけば、仮に元々の住所Aから住所Bへ転送されたとしても、その住所Bから住所Cへの転送ともなり、もれなく住所Cに届くんですね。
では更に住所移動するとしたら?
私の場合は違うのですが、仮に更に住所変更(住所Cから住所D)をするとした場合を参考までに考えてみましょう。
既に前述の1,2,3の手続きをしている状態から、一年以内に(手続きした転送届けの有効期限内に)更に住所Dへ引越しをする、ということを同じように考えて転送届けを出すとすると、....
No. |
元の住所 |
引越し先の住所 |
01 |
住所A |
→ 住所B (これはこのまま) |
02 |
住所A |
→ 住所C (これはこのまま) |
03 |
住所B |
→ 住所C (これはこのまま) |
04 |
住所A |
→ 住所D (新たに転送届けを出す) |
05 |
住所B |
→ 住所D (新たに転送届けを出す) |
06 |
住所C |
→ 住所D (新たに転送届けを出す) |
といったように、最終の住所Dに対して、元々の住所A、そこから移動した住所B、更にそこから移動した住所Cの各々から最終の住所Dに対して転送届けを出せば良いことになりますね。(こうすれば、住所D以前にいた住所A,B,Cから仮に住所B、Cなどに転送されたとしても、最後にはもれなく住所Dへ転送されることになります)
いやいや、仕事の関係で転勤を良くする人には起こりえる事だと思いますが、郵便局の方々、本当にありがとうございます。
(タイ国内で何回も住所変更したら、郵便物は多分届かないと思います ^0^))
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